2018年12月27日

スタッフブログ

【VR(仮想現実)】を使った看取り研修に参加!

こんにちは~!
彩生会事務局の大城です☆

先日、初めての【高齢者向け住まい看取り推進研修】にスタッフ3名で参加させて頂きました。
介護業界ではよく耳にする「看取り」という言葉ですが、初心者の私は改めて調べてみました(^_^;)

「看取り(みとり)」とは、近い将来、死が避けられないとされた人に対し、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、 人生の最期まで尊厳ある生活を支援する事と定義されていて、介護における看取りとは、要介護状態を改善したり維持したりするための介護ではなく、本人ができるだけストレスなく、自分らしい最期を迎えるための介護といえるそうです。

人間の死が関わっている為、介護者にとっても難しいテーマでネガティブな印象も多いそうですが、今回の研修は予想外に、明るく楽しい雰囲気で、介護職員の看取りに対する恐怖心を和らげたいという、講師の方の熱い思いが伝わってきました。

今回はVR(仮想現実)を使った研修となっており、初めての経験でした。
一人ずつVRゴーグルとヘッドホンをつけて、スタート!!
360℃見渡すことができ、本当に別世界に入り込んだような気分&手を伸ばせば本当に触れるのではないかというリアルさで、本当に感動しました!

計5回のVR体験が有り、中でも衝撃をうけたのが1回目の「救急医療における心肺蘇生」でした。
映像は、介護者側の視点だと思っていたら【利用者】側の視点で、介護者側が救急手配をして【利用者】が病院に運ばれた後はどのような事が行われているのか、そして利用者の立場になった場合に、どういう気持ちになるのか等を疑似体験でき、考えさせられる事が多かった映像でした。

また、研修の最後には、グループ毎に役割を決めて、ロールプレイングを行いました。
「1.利用者本人、2.介護職員、3.家族、4.ケアマネージャー、5.看護師」という役割を決めて、ご本人もご家族も看取りに同意していた&そんな中、ご本人の容体が急変し、ご家族が動転して「救急車を呼んで下さい!」と慌ててしまう場面を、皆で落ち着かせるというシチュエーションです。

文字にするだけでも難しい場面なのが伝わると思いますが・・本当に難しかったです!

約20名ぐらいの参加者でしたが、グループ毎にそれぞれ演じて、1グループだけみんなの前で発表する事になり・・。
めでたくそのチームに選ばれた結果(笑)皆さんの視線を感じながら、演じた場面がこちらです↓↓
(ちなみに私は、家族役でした)



初めましての方々とのロールプレイングだった事もあり、とても緊張しましたが、温かい雰囲気で見守ってもらえました(^_^;)

今回の研修の素晴らしさを伝えようとしたら・・とてつもなく長文になってしましました(笑)
ここまで読んで下さった方々、有難うございます!!

今回の研修は【看取り】に対しての想いが少し変わった、とても貴重な経験になりました。
限られた人数での研修でしたが、参加する事ができてとても良かったです。

まだまだ勉強する部分が多い私達なので、今後も色々な方々のお話を伺ったり、参考にさせて頂きながら、施設運営に活かしていきたいと思います!!
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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