2019年11月20日

スタッフブログ

利用者様の記事が新聞掲載!


2019.11.19(火)の沖縄タイムス5面、「わたしの主張、あなたの意見」欄にてご利用者である稲福様の記事が掲載されました!


以前から寄稿されていたようで、今回久しぶりに、なんと2ヵ月近くもかけて長い文章を要約しながら書き上げたそうです。


新聞に掲載されてご本人様も職員も喜んでいましたが、全文掲載ではなかったので、こちらで全文をご紹介させて頂きます(^^)



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『グランツ稲禾の敬老会』


「敬老の日」は、1947年兵庫県多可郡間谷の門脇政夫村長が「老人を大切にし年寄りの知恵を借りて村造りをしよう」と提唱し9月中旬の15日を「年寄りの日」と定め、敬老会を開いたのが始まりで3年後には兵庫県全域で行われるようになり、後に全国に広がった。


その後「年寄りの日」と言う表現は良くないということで「老人の日」に改め、さらに「敬老の日」に改称され、1966年「国民の祝日」になった。

ところで、私は93歳(大正15年生)になる一介の老人である。加齢と共に足腰が弱まり「デイサービス華々2号館」(豊見城市高安)の世話になっていた。
その頃嫁や娘から那覇市安里にオープンする県内初の複合老人施設百穂苑(グランツ稲禾)の話を聞かされた。


「百聞は一見に如かず」で下見をしたところ、4階建ての4階フロアが「グランツ稲禾」の29号室、全室個室になっていて、噂に違わず素晴らしい施設であることや与儀の自宅から近いことなどが分かり、善は急げで平成31年4月1日のオープンと同時に入居した。
入居者は29名が計画されていてすでに全員が入居している。女性22名、男性7名である。


一方、「インフルエンザ」の流行で延び延びになっていたグランツ稲禾の初敬老会は、去る10月26日、29名の入居者を始め、その家族やスタッフが参加し、入居者の健康と長寿をお祈りすると共に「グランツ稲禾」の一層の発展をお祈りし盛会裏のうちに終わった。

稲福英男
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