2019年04月17日
スタッフブログ
「馴染みの物」は「一番の福祉用具」
あるグループホームの管理者さんの言葉です。
本日OPENしたグループホームももほのあいユニットの第1号のご利用様は、元ドラマー🥁
本人の希望はただ一つ「ドラムと音楽に囲まれて生活したい。」でした。
それなら私たちの回答はシンプルです。
「ドラムをできる生活の実現」
本人が生活していた頃の環境に近い状態を目指して居室を作り上げ、本人をお出迎えしました。
以前はお部屋が分からなかったりと見当識障害があったそうですが、部屋を出て夕食を食堂で食べた後、「戻ろうね…」と立ち上がり歩き出す本人をスタッフで、ジーッと見ていると、見事にお部屋の方向に歩いて行きました。
部屋で何度もドラムを撫でたり、位置を調整したりする本人を見て、馴染みの物は一番の福祉用具と言う言葉を思い出し、改めて認知症ケアを学び直しました^_^