2026年02月24日

スタッフブログ

生きて帰った理由

 99年の人生が、今のあなたに託す言葉 ―

温めていた企画・・・・

沖縄戦から80年。

戦争を“体験として語れる”世代は、今まさに静かに少なくなっています。百穂苑に暮らす99歳の入居者は、19歳で沖縄戦を経験しました。激戦地を生き抜き、捕虜となり、それでも「生きて帰った」。戦後の沖縄復興を支え、家族を守り、社会を築き、

そして今もなお、「二度と戦争をしてはいけない」と語り続けています。

私たちは考えました。

この“生きた証言”を、次の世代に直接届けたい。

介護施設の役割とは・・

介護施設は、生活を支える場所であると同時に、

人生を受け取り、次世代へつなぐ場所でもあります。

高齢者は「守られる存在」だけではありません。

長い人生の中で得た経験や価値観を、社会へ還元できる存在です。

百穂苑は、

人生の最終章を支えるだけでなく、

その人生に“意味と役割”を生み出す施設でありたい。

ここは、

人生が語られ、受け取られ、そして次へ渡される場所です。

学生たちが、戦争を「歴史」ではなく「ひとりの人生」として受け取る時間。

「平和とは何か」

「自分に何ができるのか」

を、自分の言葉で考えるきっかけになる時間。

そして入居者が、

「生き残った自分に何ができるのか」と問い続けてきた99年の意味を、次の世代へ託す時間。

この出会いは、きっと学生の心に残り続けます。

“生きて帰った理由”は、

今を生きる私たちへの問いかけです。

地域密着型複合施設 百穂苑

人生が、未来へ手渡される場所へ。